「続・続・最後から二番目の恋」を訪ねて
             スマホ写真館 第3回
        
                                 TICA

 


2012年にフジテレビで放送されたドラマ「最後から二番目の恋」
続編は2014年、そして今年「続続」がついて放送されています
わたしは一度も見たことがなかったのですが、ともだちがロケ地に行こうというので、
そのときに見ることができた2話だけ見て、5月16日にいざ鎌倉へ

※ドラマの写真と比較したかったのですが、見つからなかったので、ドラマを見ていない人はちっとも面白くないです、はい

出だしは江ノ電の極楽寺駅
この駅は、横浜市民にも馴染みのある駅で、遠足にも来ました



和平(中井貴一)や千明(小泉今日子)たちの家の最寄り駅でもあります

駅近くの桜橋へ
江ノ電唯一のトンネルは、明治3年に煉瓦で作られたものだそうです





なだらかな下り坂を行きます



力餅屋の角を曲がります



参道に江ノ電が走る御霊(ごりょう)神社
境内は撮影禁止
小さい鳥居や、樹齢400年近いタブノキがあり、森を背景にした静かな神社です



線路をはさんだ向かいにある青い扉が「カフェナガクラ」の入り口で、その隣の奥が取り壊されてしまった千明の家の入り口があったところ



青い扉はほんとうのカフェですが、ドラマでは入り口だけしか使われていないので、入りませんでした





力餅屋に戻って、5分並んで力餅買いました
味は普通でした

来た道を少し戻り、小道へ入ります



車が門のところに乗っているお宅がありましたが、お店ではないようです



そして、着いたのがドラマの「カフェナガクラ」



ただの古民家です



可愛いブラシの花が咲いている前にベンチがあってここで順番を待ちます





すぐそばの由比ガ浜に出たり



セルフタイマーで写真を撮ったりしているうちに順番が来ます



玄関です
靴のままどうぞ



おじさんがひとりだけいました



あとはどこもみても女性



ドラマを二回しか見てないわたしは、このサカノシタカフェが舞台のナガクラカフェだと思っていました



あとから調べたところ、どうやら、ナガクラのほうはセットだそうで・・
じゃあ、なぜサカノシタカフェがあんなに混んでいるのかというと、モデルになった、というだけのことらしいです

それから、長谷駅を通り越し、いつも混雑している長谷寺と反対方向に曲がって行きます



大正時代の建物、旧加賀谷邸が店舗として使われています



お蕎麦屋さんとカフェに分かれていて、左がお蕎麦屋さんの入り口





右のモダンな入り口がカフェ



ここでもまた、予想外なことがありました
入り口は左なのに
右側の長い建物がお蕎麦屋さんでそのうえお蕎麦は完売していました

ここに限り、カフェではだめ
なぜなら、千明と成瀬医師(三浦友和)がお話していたのがここ





仕方なく、お庭で写真だけ撮らせてもらって、長谷から江ノ電で鎌倉駅に戻り
昔いつも行っていた裏道のカフェでお茶して帰途につきました



小町通りでお土産を買っていたともだちが「前は必ずお母さんに美味しいものを買っていったのにね」となにも買わないわたしに振り向いて言いました

単に好きなものがなかったから買わなかっただけなのに、
こういうところで無いものの存在が浮かび上がるんですね、、

ま、そういうことで誤解もありつつの「続・続・最後から二番目の恋」のロケ地探訪は終わりました

極楽寺から歩いていた時も、古いおうちが結構ありました
次に行ったときは古民家という名でカフェにでも再生されているかもしれませんね





うさおの蘊蓄注:トンネルには「極楽洞」の扁額が埋め込んである。1907年(明治40年)2月に竣工。反対側は「千歳開道」の扁額がある。「極楽洞」は大蔵大臣だった曾禰荒助が、「千歳開道」は松方正義が揮毫した。
 写真では3層巻拱型隧道の様である。暗渠などでよく見られるが、鉄道隧道ではあまり見かけない。「鉄道と煉瓦」の小野田滋氏によれば、4層から10層程度が鉄道で良く使われるが、地盤が硬岩などでは1層巻、軟岩では4層巻とあるので、比較的地質が良かった可能性がある。煉瓦拱(アーチ)の組み方に化粧迫持と粗迫持があるが、ここでは粗迫持が使われている。
 写真の右側の擁壁に頭の丸い筒が多数見えるが、これは地盤を安定させるためのロックボルトの留具である。